【対談日】2024.02.27

シニアスタッフ/公認会計士  安藤 陽彦

シニアスタッフ/公認会計士 鳥羽 優梨子

大手監査法人からESネクストへ転職した2名に、ご自身の経歴や現在の仕事について対談形式で語っていただきました。

ESネクストへの転職のきっかけを教えてください。

安藤: 私は大手監査法人で勤務するなかで、あらためて将来の会計士としての自分が在りたい姿を考えたところ、就活当時に抱いていた「クライアントに寄り添って仕事をしたい」という想いが再燃したことが転職のきっかけです。監査法人に限らずその想いを実現できる場所を転職先として考えていました。

鳥羽: 私も根本は同じです。IPO監査がやりたいという想いで大手監査法人のIPO部門に入社したのですが、不運にも組織再編によりIPO監査から離れることになりました。その後、予備校で会計士のキャリア支援を行っていたところ、ESネクストの職員の方と懇談する機会があり、もう一度IPO監査に挑戦したいという思いから参画させていただくことになりました。

安藤: 私も組織再編で当初所属していたIPO監査から離れたことがきっかけの一つではあります。ESネクストは設立メンバーがスタートアップ業界では有名な方々で、業界では話題でした。そして新たに採用を始めているらしいと。

鳥羽: 実は私もESネクスト設立時から存在は知っていました。噂になっていましたね。

安藤: 代表の鈴木さんから設立の経緯を聞いてその熱い想いに、直感的に「次に働く職場はここしかない!」と思い、転職を決意しました。経験豊富なパートナーの下で働けることや、IPO監査に集中できる環境も魅力的でした。

鳥羽: そうですよね!IPOを目指す会社は、いわゆるスタートアップが多いので管理体制などはまだ整っていない。そういった会社に多岐にわたるサポートをする必要があるので、法人としては負荷が掛かる業務ですが、成長機会も多く、IPO監査は魅力が沢山あると思います。

大手監査法人からESネクストへの転職への後押しは何でしたか?

安藤: 「自身の成長」の部分です。大手では人数も多く、何か解らない事があったら年次の近い先輩に聞くのが通常の流れでした。ESネクストではコンサル、証券、事業会社等様々なフィールドで経験を積んできたパートナー陣の知見を直接聞くことができます。経営者、証券会社、管理部等の立場を踏まえ、指導頂けることが多く、とても勉強になっています。

鳥羽: 大手監査法人では若手の日々の業務は、少し語弊がありますが、「監査」というより「作業」の側面が強いなと感じていました。パートナーやマネージャーと話す機会もほとんど無く、チームをマネジメントする方々の考え方に触れることがありませんでした。ESネクストではパートナーともクライアントのマネジメント層とも距離が近く、色々な事を経験できると思いました。成長の機会を沢山得られると。

安藤: 感じることは同じですね!

現在はどのような仕事をしていますか?

安藤: 主にIPOを目指すクライアントを担当しており、大きく分けて2つの業務があります。上場会社に求められる基準と会社の現状を洗い出して課題を抽出するショートレビューと、上場申請書類に添付する財務諸表に対する監査意見を表明するために行う上場準備監査です。

鳥羽: 私もIPOを目指す会社を複数担当しています。内部統制などの管理体制を整えて、上場企業としてふさわしい会社づくりのお手伝いをしています。

安藤: クライアントによって内部統制の整備状況は様々ですが、役員が必要数いない、部門体制が整っていない、必要な社内規程の不足、決算の早期化が必要といった状況はよくあります。通常の監査業務では、誤りを指摘するなどクライアントと反対の立場にいる事が多いのですが、IPOは「上場」という目的に向かってクライアントと監査法人が同じ方向を向いている感覚が強いので、やりがいにつながっています。

鳥羽: 先日パートナーとクライアントのCFOの打ち合わせに同行したのですが、レベルの高い会話に刺激を受けました。役員層と直接話が出来て、会社を実際に経営している方々の考えに触れ、同じ方向を見ながら進んでいける。先進的なビジネスが多くて好奇心がくすぐられ、幅広く色々な経験をさせてもらっています。

実際にESネクストに入ってみてどのように感じてますか?

安藤: 私が入社した時は創業メンバーしかいませんでしたが、想定よりも速いスピードでESネクストが拡大していることを実感しています!クライアント数も職員も急速に増えていますし、それに伴って事務所も移転・拡張しています。目に見える成長が目覚ましいです。

鳥羽: 私も代表の鈴木さんから、スタートアップ監査法人だからクライアントと同じように成長が速いと聞いていましたが、そんなに速く成長していくのかなって実は思っていました。実際は聞いていた話よりもっと速いペースですね(笑)

今後のキャリアについてどうお考えですか?

安藤: 私は将来的にはスタートアップのCFOとしてビジネスサイドに立っていきたいです。IPO監査を経験した会計士としての強みを活かして、攻めにも守りにも強い人間になりたいなと思っています。

鳥羽: 私はコンサルや社外役員といったキャリアに憧れます。女性ということもあり、将来的には、家庭と両立しながら活躍していきたいです。そのために、IPO監査の経験をしっかり積んでいきたいと思っています。

安藤さん、鳥羽さん、ありがとうございました。

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