【対談日】2022.04.06

理事長 パートナー 鈴木 真一郎

長友 龍太郎 (公認会計士協会準会員)

鹿谷 敏也 (公認会計士協会準会員)

3人よろしくお願いします。

鈴木2人はESネクストに入ってからどれくらい経ちましたか?

長友私はそろそろ3ヵ月ですね。

鹿谷私は2ヵ月を少し過ぎたところです。

鈴木まだまだこれからかと思いますがどうですか?何か悩んでいること、困っていることはありませんか?

鹿谷日々、業務を楽しく行っていますが、監査という業務の全体がまだよく掴めていません。試験を通じて勉強してきたつもりですが、いざ実務に触れると自分が今どの部分の業務に携わっているのか分からなくなることがあります。

鈴木仰る通り、監査業務の全体を掴むことは初めてではとても難しいですね。そこで新人の皆さん向けには研修を3週間程度行いましたが、その時得られたイメージと違いますか?

鹿谷研修は全体を知るという内容でしたが、今は業務を1つずつ深く学んでいるという感じです。ですので会計士の受験勉強や研修を受けていた際に持っていたイメージが変わりました。

長友私は研修を通じて多くの事を学ぶことができました。そして、興味のある業務がいくつかありますが、自分からやりたいと言うと色々と仕事を振ってくれて、毎日違う事をやらせていただいて凄く楽しみながら仕事をしています。

鈴木2人ともこれから、あっという間に幅広い業務をやって頂くことになります。そうして監査の全体イメージが掴めると、1つずつの業務の見え方が変わってきます。その業務の背景や本質を理解することがとても大事ですね。

長友鈴木さんにとって、これから新人に期待することはありますか?

鈴木クライアントも30代、40代の社長が多く、若くて日本の将来を真剣に考えている熱いハートを持っている方達なので、負けないハートを持って欲しいですね。

鹿谷意外に体育会系なんですね(笑)

鈴木やっている事は体育会系じゃないですけど若い人にとってチャンスは沢山あります。また、IPO監査といえばショートレビューだと思いますが、ショートレビューは行く機会はありましたか?

長友はい、ショートレビューでは経営者の方と直接お話する機会がありますが、経営者の方々はやはり熱量や、経営者が持つ長期の成長目線、視座の高さなど勉強になることが多かったです。

鈴木普通はショートレビューは1年目ではチャンスがもらえず中々行けないですよ。何年か経ってからですから、とても貴重な経験をしていると思います。

鹿谷今はパートナーの皆さんに付いて行ってメモを取っているぐらいなので、活躍できていないという悔しい思いはあります。

鈴木でも、話を聞いて、メモを取っているだけでも違いますよね。同行して聞いて様々な経験を積み上げていくことで多くの事を学ぶことが出来ると思います。

鹿谷業務内容が多岐にわたるからこそ、勉強する事が多いですね。先輩たちは毎回確認メールで「何かあったら言ってください」と、聞いてくれる姿勢が有難いです。

鈴木どんどん参加してください。若いみんなで伸びて欲しいです。

長友少し間違った事を言っても、そういった目線や疑問でも拾い上げてくれて真剣に検討をしてくれます。1年目であってもそこは1人のプロフェッショナルとして同等に扱ってくれることが嬉しいですね。

鈴木パートナーも1年生も同じプロフェッショナルです。そして一つのチームです。なんでも遠慮しないで言いましょう、そこに1年目だからということはありません。ESネクストの1期生は先輩たちがビッグ4の1年目だった時よりもより高度な様々な経験を出来ていますよ。日本の新しい会社の若い経営者には若いパートナーが必要です。若いとか早すぎるとかそんな時代じゃないと思います。

鈴木次はこんな会社のショートレビューに行ってみたいとかあります?

長友流行りのWeb3.0とか行ってみたいですね。やはり新しい産業については、法規制や会計基準が整備されていないため苦労は多くすると思いますが、それだけ私たちも学ぶことが多いので、とても興味があります。

鈴木そういった会社もとても面白いですね。実はESネクストは、これからWeb3.0、暗号資産、NFT、ブロックチェーン等の最先端の事業に積極的にチャレンジしていきます。時代をリードするような最先端の事業を行う企業に触れ合うチャンスは沢山あります。是非そういったクライアントにも関与していってください。

鈴木ESネクストでは働いている皆さんに実際のクライアントが行っている最先端のビジネスを体験してもらうということを積極的に行っています。先日もeスポーツのクライアントが提供しているサービスを体験する会を行いましたが参加されましたか?

鹿谷行きました。初めて体験するようなサービスでしたが、とても楽しかったです。実際に自ら体験することで、クライアントへの理解が深まりますね。

鈴木当たり前ですが、やはり監査においてもクライアントの事業を理解するということはとても大事なことです。インターネットの世界ってボーダーレスですよね。なので非常に成長スピードが速い。だから社会の動きを常にウォッチして、面白そうならまずは実際に触れてみる。そうすることでクライアントを知り、そして社会をもっと深く理解することが出来ると考えています。毎日のように新しい会社の話を聞きますが、面白そうな事は沢山ありますよ。毎日ワクワクしながら仕事が出来ると思います。例えば先日はこんな企業に行きました。(鈴木:いろいろな事例を見せる)

長友面白そうな会社ばかりですね。せっかくなので、自分が面白い、興味があると思える会社にどんどん携わって行きたいです。やはり自分がこの会社の事業は面白い、応援したいと思えるクライアントの監査を出来ることって、とても素晴らしいと思います。

鈴木魅力的なこれからの日本を変えていくような会社と、責任感をもってお付き合いできています。事業化に時間が掛かるテクノロジー系なども、社会に必要なビジネスだと判断したらサポートするというのが、ESネクストの方針です。「次世代の経営者をサポートしてイノベーションをリードする」というミッションが法人経営の重要な判断指針になっています。

長友私もこの監査法人に入ってみて、このような「ミッション」を強く打ち出して、所属しているメンバー全員が意識して業務に当たることはすごいですよね。

鈴木「ミッション」についてはこれからも意識して強く持ち続けていきます。

鹿谷新人の第一印象はどうですか?

鈴木みんな熱量あって良いと思います。熱量があるのはとても大事ですね。

鹿谷質問が多すぎると思われていないか心配でした。

鈴木色々と議論してください。事務所に全員集めて、常に最先端に必要な議論をしてもらう。若手たちが横で聞いている、時には中に割り込んでも全然良いと思います。その事でみんなが成長していくと考えてます。新人はたった1年や2年でも物凄く成長しますよ。

長友隣に誰かが居てくれるおかげで数か月でも大きく成長できたと思います。近くでパートナーがお話されている事とか、ついつい聞いちゃってます。

鈴木お二人はこれからどんなキャリアを目指してますか?

長友私は最終的には経営者になりたいと思ってます。でも、ESネクストに居ると色々な事に関われるので、正直自分が本当にやりたい事が何なのか解らなくなってきています。今は毎日触れる仕事1つ1つに興味が湧いている状況ですね。

鈴木一般的には会計士のキャリアで監査法人のパートナーになるというのはキャリアの1つのゴールといわれています。成長意欲も視座も高い若い経営者にはそのビジネスのスピードに敏感な若いパートナーが対応することが大切と考えています。ただ私は、まずは、皆さんが10年後に若くしてパートナーになった後でも多くのキャリアパスが考えられると思います。ESネクストでは多くの優秀な経営者とその新しいビジネスモデルと新技術に触れる事が出来るので、パートナーとして経験を積むことも魅力的ですが、パートナ―昇進後の方がもっともっと高いレベルでの選択肢がでてくると思います。

鹿谷私は投資系です。様々な事業の監査を経験して、沢山の事業を理解している人となって投資家になりたいです。

鈴木それはとても良い事ですね。公認会計士として色々な会社を中から見た上で投資サイドに身を置くと、今までのキャピタリストと違う視点で物を観ることが出来るので、物凄いチャンスだと思います。

鹿谷通常は上場前の会社の内部の状況は見ることが出来ませんが、監査法人にいるおかげで上場前の会社についても理解を深めることができますね。

長友多くのスタートアップを内側から理解できるという事は凄い事ですよね。

鈴木特に皆さんそれぞれの業界で新しいビジネスのトップランナーですからね。非常に素晴らしい経験になると思っています。

長友これからのESネクストについてどのようにお考えですか?

鈴木若い皆さんが日本の将来の為に働く、10年後20年後の日本を支えるクライアントを支える監査法人にしていきたいと考えてます。ESネクストのミッションである“次世代の経営者をサポート”する、その通りにやっていきます。そういったクライアントに気持ちを込めて良いサービスを提供して、働く人たちは「私たちは日本の将来を支えている」と言える人になって欲しいし、私は目指してます。この先、日本の将来を変えるような最先端の会社ばかり見られるから、そういったフィーリングが解ってくると思いますよ。

長友5年、10年先もずっとワクワクして仕事が出来そうな気がします。

鹿谷新しいクライアント説明を聞いているときも凄いワクワクです。

鈴木これから色々な会社に行けると思います。近い将来皆さんが主査になる頃には自分がどんな会社を担当するか想像してもっとワクワクしてください。

3人ありがとうございました。

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