INTRODUCE 先輩の紹介

梅津 一哲

パートナー

Kazusato Umezu

今までのキャリア
大学卒業後、大手監査法人に入所し、5年半にわたり上場企業を中心とした監査業務を経験し、その後、コンサルティングファームにて6年半、一貫してIPO支援業務に従事してきました。コンサルティングファーム在籍時は、途中、大手証券会社への出向も経験しており、証券会社の立場としてのIPO支援も経験してきました。
監査法人の業界では、監査法人入所後一度も同法人を離れることなく活躍される方が大多数を占める印象が強いかと思います。そのような中で、一度監査法人を離れたからこそ見えた景色、得られた知識・経験を惜しみなく監査業界に還元することで、監査法人に在籍しながら、従来の監査法人では得難かった監査法人の外の世界の知見にも容易にアクセスできる新時代の監査法人のあり方を追求し、IPO監査難民といった社会課題の解決に貢献していきたいという思いのもと、2022年1月よりESネクストに参画しました。
IPOに対する思い
IPOを目指す過程で、会社は、事業を成長・拡大して業績を伸ばすことが求められるのはもちろんのこと、上場会社水準の一人前の組織体制、管理体制を整備・構築することも同等に重要な要件として求められることとなります。
IPO準備スタート当初は、経営者を含むごく僅かな従業員しかいなかった組織に、様々なバックグラウンドを有する魅力とエネルギーの溢れる仲間がどんどん加わり、上場会社としての必要な機能を備えた強い組織に移行していく姿を目の当たりにできるのは、このIPO準備フェーズならではの貴重な経験のひとつと考えています。
また、IPO準備においては、会社が強固な組織体制に移行していく過程において、各業務が迅速かつ一定品質を保ちながら実施されるよう、効率的かつ牽制の効いた業務運営の仕組みづくり・内部管理体制の充実を図ることが求められます。
IPO準備を経験していると、上述の変化を見守る中で、上場会社における組織体制・管理体制のスタンダードが自然と身につくことになります。これにより、たとえば現在関与している上場会社に備わっている各機能が、その会社特有のものなのか、上場会社全体に一般的なものなのかの判断も一目瞭然でできるようになります。上場会社のみの関与経験では、当該判断スキルは中々身につきづらいかもしれません。
IPO準備に関わることは、上述のとおり、日本経済を支える数多くの上場企業の経営体制の良し悪しを見極める際の1つの判断基準を身につけることにもつながり、職業的専門家として備えるべき重要なスキルの1つを獲得できる点でも吸収の多い業務経験になると考えています。
ESネクストについてどう思うか、カルチャーや雰囲気など
ESネクストもまた、クライアントであるベンチャー企業に負けず劣らず加速度的な成長を遂げており、高い専門性かつバラエティに富んだ経歴を有する魅力的な仲間がどんどん集まってきている状況です。
ESネクストは、様々な分野で活躍してきたメンバーの知識と経験が集まった風通しの良い組織で、ベンチャー監査法人ならではの活気溢れる雰囲気が醸成されています。
IPOに関心があり、社会課題の解決に向けて日々奮闘されているクライアントとともに成長実感を味わいながら、前向きに楽しく仕事をしたい方には、これ以上ない環境が用意されていること間違いないと思います。
新人へのメッセージ
会計士は、物事を客観的かつ多面的に捉え、事象の整合性を意識し、論理的に考察する能力に長けた存在です。この能力の社会的ニーズは非常に高いと感じています。是非、皆様自信をもって、持ち前のその特殊スキルを活かし、自分の可能性を限定することなく、様々な分野に臆さず挑戦してほしいです。前向きなチャレンジを応援しています。