INTRODUCE 先輩の紹介

鈴木 数馬

パートナー

Kazuma Suzuki

今までのキャリア
2002年に論文式試験合格し、中央青山監査法人に入社。スタッフ時代は主に大手ゼネコン、大手化学メーカーの監査に従事。その後みすず監査法人を経て、2007年に新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)へ入社し、中堅から小規模の上場企業を主査/統括主査として担当。2014年に株式会社りそな銀行へ出向し、法人向けの営業企画やストラクチャード・ファイナンスを経験。出向帰任後はシニアマネージャーとして本部業務を兼務するとともに上場会社、上場準備会社の監査業務に従事し、複数の会社の株式上場を支援。2021年10月にESネクスト監査法人に参画。
なぜ会計士を目指したか
就職氷河期だったこともあり、手に職をつけて将来の選択肢を増やす、という曖昧な意識で会計士を目指しました。そのため監査法人に就職してからも、監査を一生の仕事にすることは想像しておらず、今監査法人でパートナーという立場にあることに我ながら驚いています。
私が監査を続けたのは、銀行へ出向した際に、会計士個人に対する「会計と監査のプロフェッショナルであること」への期待、監査法人に対する「資本市場の番人としての役割を果たすこと」への期待を強く感じたことが大きく影響しています。期待に応え、社会的に意義ある仕事を続けていこうと思うとともに、顧客を訪問し何人もの若い経営者と話す中で、IPOを身近に感じるようになったのも出向中です。
ESネクストについてどう思うか、カルチャーや雰囲気など
2020年7月に設立したベンチャー監査法人で、クライアントもベンチャー企業ばかりです。「次世代の経営者をサポートする」というミッションに共感し、多種多様な経歴を持つメンバーが集まった日本で唯一の監査法人です。IPO監査は単なる監査ではなく、まだ若いベンチャー企業が上場企業として必要十分な経営体制を構築するまで、指導的機能をフルに発揮する必要がありますが、各人が専門知識を持ち寄ることで、クライアントへ高品質のアドバイスを行うことを可能としています。
また監査法人は資本市場の番人であり、高品質の監査を行うことがIPO監査の大前提となります。私たちは大手監査法人出身のパートナーがスタッフに直接指導する体制を構築することで、高品質の監査を実現していますが、パートナーとスタッフの距離が近いことから、仕事以外の会話も多く、非常に風通しの良い職場環境となっています。
新人へのメッセージ
監査は資本市場のインフラの1つです。監査を通じて従来型ビジネスの会社を支えていくことにも、これから上場する会社を支えていくことにも、等しく価値があると私は考えていますし、監査以外にもCFOやキャピタリスト、アドバイザリーなど、会計士が活躍できる領域は広く広がっています。
ただ昨今ではIPO監査難民という言葉が聞こえる通り、IPOを目指すベンチャー企業を支える監査法人が足りていない環境です。ESネクスト監査法人は「次世代の経営者をサポートする」というミッションを掲げ、この社会的な課題解決に取り組んでいます。またIPOを目指す経営者の多くは、社会的課題の解決を目指して起業していることから、IPO監査はそのような起業家を支えることで、間接的にも社会へ貢献することができます。
私は同じミッションに共感したメンバーで仕事できることを、非常に幸せなことだと感じています。共感してくれた方が当法人に参画してくれることを、楽しみにしています。